不自然に明るい印象を受ける地名が付けられる背景には、行政や企業が災害を示す旧地名、いわゆる『あぶない地名』を隠そうとする意図が見られる場合もあるようです」 楠原氏が「あぶない地名」と表現する、災害と密接に関連した地名。 基本は、水害ハザードマップを見るのが一番ですが、一定のルールで名付けられた地名には住むことすら止めるべきだと思います。例えば、切梅新田という地名は、切り取った土を埋めて新田にした名残だと思います。 ダメな地名(漢字) サンズイの地名 東日本大震災後に注目された「危険地名」や「災害地名」には、本当に歴史的根拠があるのだろうか?地図研究家の今尾恵介氏が“地名”の成立と変貌を追った『地名崩壊』(角川新書)より、第4章「土地の安全性が地名… 軟弱地盤の地名に用いられる文字とは正反対に、 「山」「岳」「峰」などの高地を意味する漢字が目立ちます。 自然にできあがった地形をそのまま生かした土地ほど、 地盤は硬質で災害リスクも低いと考えて良い でしょう。 水を表す「さんずい」や、川の蛇行や激流を示す「蛇」や「竜(龍)」などの漢字が入った地名は分かりやすいが、多くの災害地名は「埋め(ウメ)」→「梅」、「ウバ」→「馬」のように、字より音に由 …